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【要約・書評レビュー】2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全|堀江貴文 ☆4

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  • ホリエモンが考える10年後の日本を知りたい
  • 読みやすい 未来予測本を読みたい
  • 堀江貴文氏が好き

本書はそんな人におすすめです。

『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』を読むきっかけ

最近は日本の明るいニュースをほぼ聞かなくなり暗いニュースが多い中、ホリエモンは10年後の日本をどう見ているのかに興味が湧いたので読んでみることにしました。

前向きな話を必ずしてくれるからホリエモンの話は好きです。

想像通りの話もあれば、そんなことができるようになるの!?と思うようなトンデモ話もあり、いつものホリエ本以上に面白く読めました。

ホリエモンがただ想像で未来予測しているのではなく、 政府の情報などある程度信頼できる情報を都度引用しているのが印象的でした。

『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全の著者 堀江貴文氏はどんな人?

堀江貴文氏の主な経歴

1972年、福岡県生まれ。実業家。
ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。
会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。

引用 Amazon

堀江貴文氏の主な著書

 

など多数。

『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全の目次

Chapter1 AI
シンギュラリティ到来。恐れるのか、それとも楽しむのか
・ついに「ドラえもん」が誕生した!
・AIは人間を侵食するのか
・あなたの「個性」が増殖する
・亡くなった人が甦る
・AIデスクワーク元年
ほか

Chapter2 お金・経済
史上空前の人口減、少子高齢化。あなたがいまやるべきことは?
・円安は続き、円安が起爆剤になる
・がん保険料は大幅に値上がりする
・投資形成の鉄則
・銀行が見境ない営業をはじめる
・中国人は二束三文の土地も買っていく
ほか

Chapter3 仕事・暮らし
あらゆる局面でパラダイムシフトが起きる。本質を見抜け
・タイパ格差が拡がる
・満員電車は不滅だ
・オフラインが最強という新常識
・老人の定義が変わる
・全国3万の橋が一気に崩れる
ほか

Chapter4 産業
スケールするもの、縮小するもの。その明暗を読み解け
・日本の産業は三極化する
・「会話」が付加価値になる
・自動車界の日本包囲網が加速する
・ガラケーで起きた惨劇が繰り返される
・電気代値下げのキーマンは外資
ほか

Chapter5 テクノロジー
すべての常識が覆される。未来は希望と興奮に満ちている
・廃れるメタバース
・「人工の太陽」がいよいよ稼働する
・通信の破壊的革命
・人工冬眠の現実味
・健康寿命がさらに延びる
ほか

『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全の内容紹介

最近は日本の明るいニュースがほぼ皆無ですが、本書を読んでいると日本の未来に希望が持てることも多いなと思いました。

ホリエモンの話は悲観論ばかりに走らず、前向きな話を必ずしてくれるからホリエモンの話は好きです。

まずは知ることだ。知れば希望がみなぎる。

 

特に印象に残った部分をピックアップしてご紹介します。

ChatGPTで亡くなった人が蘇る

余命わずかの親が自身のAIを残し、この成長を見守ることもできる。

さらにChatGPTにAI音声合成の技術を加えれば、実際の声との対話も可能だ。すでにAI音声合成の精度の高さは実証済みである。

過去の発言と最新データのディープラーニングにより、新たな発言が生成。当人らしい的確な受け答えができるようになるみたいです。

亡くなった方との対話が楽しめるなんてすごいですね。

個人的には歴史的偉人と対話してみたい…!

あなたが望むのであれば、個人があなたのそばでいつまでも、文字通り寄り添ってくれる。10年後にはそんな光景が日常のひとつになるかもしれない。

 

AIが、子供と老人を支える

今後、ChatGPTの能力が増し、さらにそこに音声合成技術を加えれば、AI (人工知能)が人間の「話し相手」になる。前にそう述べた。

ひょっとしてその恩恵をいちばん受けるのは、幼児期の子どもとその親かもしれない。幼児期の子供にとってAIは理想的な話し相手だ。

 

AIならいくら質問攻めにされても、嫌な顔せず何度でも答えてくれる。しかもその答えは性格だ。

 

AIと監視カメラを組み合わせれば、半自動化された託児所もつくれる。子どもたちはAIとの会話を楽しみ、AIに見守られる。危険物は最初から置かず、不審な動きや物理的な問題が発生したときには人間が対応する。これならいま社会問題になっている保育士不足も根本的に解消できるだろう。

AIなら人間よりは間違いなく優秀なので理想的な話し相手になるでしょうね。

社会問題になっている保育士不足の解消で、もう悲劇的な事故が起きるようなことがなくなればいいなと思いますね。

 

AIデスクワーク元年

2035年前後に日本の労働人口の49%にあたる職業がAI (人工知能)に代替される。

 

今後、そのホワイトカラーの9割がAIによっていまの職を失うだろう。徐々にではない。一気に失っていく。

 

数年後には、各種資料の作成も、メールの送受信も、AIが瞬時に片づけるようになる。そして会社員の大半は自分の持ち場を失う。そのときになってからでは遅い。いまのうちに自分の強みに磨きをかけ、人材価値を高めておくべきだ。

 

油断していると、あなたもリストラ対象者にリストアップされてしまう。しかもその選別はあなたの上司ではなく、生成AIが担当するかもしれない。

AIにリストラ対象者のリストアップを任せた方が、理不尽な解雇は減るでしょうね。

個人的にはいいことだと思う。

違法駐車撲滅

今の駐車違反の取り締まりの約7割が緑のおじさんと呼ばれる駐車監視員の人たちです。

詳細は不明らしいですが、その委託会社に支払われる費用は相当なものになるそう。

もちろん私たちの税金が財源です。

そんな人海戦術に税金を使うのもったいない。スマートフォンで撮影した違反車両の写真を、だれでもそのまま警察に送信できるアプリを開発すればいい。ナンバープレート込みの写真、そしてタイムスタンプさえあれば、駐車違反の立証と特定はできる。

 

通報してくれた市民に謝礼を払う必要はないだろう。だれしも違法駐車には迷惑している。タダであっても喜んで協力してくれるはずだ。

これはいい考えですよね。

駐車監視員の人たちに支払う税金を他の必要なところに使えるのだから、これは実現してほしいです。

年金は絶対に破綻しない

現役世代の多くが国の年金制度に対してかなり懐疑的だ。「自分たちの世代は年金を貰えない」とぼやく人もいる。だが断言する。年金制度が破綻する事はない。

そもそも日本の年金制度は、現役世代が支払った保険料を高齢者に給付する「世代間での支え合い」で成り立っている。専門的に言えば「賦課方式」というやつだ。日本の出生数は減っているものの、現役世代が0人になる事はありえない。賦課方式というシステムを採用している以上、破綻することは論理的にありえないのだ。

年金がもらえないかも…みたいに極端な考えの人は多いですよね。

私も全くもらえなくなるとは思ってない派です。

年金もらえないなんてことになったら生活保護に頼る人が増えて困るでしょうから、生かさず殺さずな感じになるのではと笑

ただし受給額が今より減るかもですし、65歳から引き上げられるかもしれないですね。

 

まぁそもそも年金の支払いは最低限の収入があるなら義務なので払うしかないんですけど。

年金を払ってないと、万が一障害状態になったときに障害年金がもらえなくなりますし。

 

「人口の太陽」がいよいよ稼働する

人類はいま地上に”人口の太陽”をつくろうとしている。それは人類史上最大の発明となる。もうすぐ空前の未来が切り開かれる。それこそ太陽くらい眩しい未来だ。

膨大なエネルギーを、私たち人類は発電に使おうとしているのだ。

しかも安全だ。

 

日本をふくむ大型国際プロジェクト「ITER(イーター=国際核融合実験炉)計画」により、2020年、人類初となる核融合実験炉の建設がフランスの地でスタートした。2022年11月時点での進捗状況は77%と順調だ。運転開始予定は2025年。そして2035年までに出力エネルギーが入力エネルギーを上回る見込みだ。

 

それは全世界が産油国になるようなものだ。懸念されている将来的な資源枯渇も一掃される。資源をめぐる紛争もなくなる。そして私たちの暮らしはいっそう快適になる。地球はユートピアになるのだ。

個人的にこの話が一番テンション上がりました^^

あと10年後にはこうなるかもしれないなんて夢がありますね!

 

人工冬眠の意外なメリット

人口冬眠は、ここ10年位で全貌が解明できそうな勢いみたいです。

人口冬眠の恩恵をもっとも受けるのは医療だろう。例えば、脳梗塞で倒れた患者を緊急で冬眠状態にすれば悲劇を避けられる。

脳梗塞で倒れた場合一命をとりとめたとしても、言語障害などの後遺症が残ることも少なくないですからね…。

あるいは不治の病に犯された人がその治療法が見つかるまで何年も冬眠状態で過ごすというケースも出てくるだろう。人工冬眠は私たちを次から遠ざけてくれるのだ。

 

しばらくこれといった予定もないからとりあえず冬眠でもするか。人工冬眠はそんな気軽な選択肢のひとつになる。花粉症の激しい時季を冬眠で逃れるような人も続出しそうだ。

不快な時期は冬眠できるようになれば日々を快適に過ごせそうですね^^

こうなったらもう秋以外は冬眠するでもいいかもしれない笑

『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』まとめ

最近は日本の明るいニュースがほぼ皆無ですが、本書を読んでいると日本の未来に希望が持てることも多いなとワクワクした気持ちになりました!

ホリエモンの未来予測に興味がある方は読んで後悔はないはずなので、ぜひ読んでみてください^^

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