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【要約・書評・評判】禁断の中国史|百田尚樹【日本人が知らない中国】☆5

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  • 日本人が知らない本当の中国を知りたい
  • 読みやすい中国の歴史本を読みたい
  • 百田尚樹さんの本が好き

本書はそんな人におすすめです。

 

まずは本書を読まれた方の口コミをご紹介します。

『禁断の中国史』の評判・評価

 

『禁断の中国史』を読むきっかけ

私自身、安倍さんがお亡くなりになってから日本に向けられている中国の脅威にやっと気付き、まずは敵を知るため本書を手にしました。

 

本書は決して文章量が少ないわけでもないのに、中国の恐ろしさに引き込まれるのと同時に、さすがベストセラー作家の百田氏の語り口が面白く、一気に読んでしまいました^^

 

本書にある内容が事実だとすれば、歴史的にも日本人の想像を絶するような残酷非道の隣国であり、韓国以上に絶対に甘い顔をしてはいけない国だと思いました。

 

『禁断の中国史の著者 百田尚樹氏はどんな人?

百田尚樹氏の主な経歴(wiki)

百田 尚樹(ひゃくた なおき、1956年(昭和31年)2月23日- )は、日本の放送作家、小説家。『探偵!ナイトスクープ』元チーフライター。同志社大学法学部中退。代表作に『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』などがある。第30回吉川英治文学新人賞候補。「真相深入り!虎ノ門ニュース」にてコメンテーターを務める

引用 wiki

 

百田尚樹氏の主な著書

 

など、多数出版。

 

『禁断の中国史の目次

第1章 「中国四千年全史あるいは虐殺全史
第2章 「刑罰
第3章 「食人
第4章 「宦官
第5章 「科挙
第6章 「纏足
第7章 「策略、謀略、騙しのテクニック
第8章 「中国共産党の暗黒史

 

『禁断の中国史の内容紹介

百田尚樹氏の初のR15指定本ということで、特に第2章〜第4章は残虐極まりない内容です。

苦手な方は注意が必要です。

中国4000年のタブーを、これでもかというほどに暴かれています。

中国は「偉大な国」でもなければ「優れた文化の国」でもありません。私は「偉大な」とか「優れた文化の」という称号がふさわしい国は、「立派なモラル」を持つ国であると思っています。モラルに欠け、人間性を著しく失った国は、いかに高度な文明を持っていても偉大な国でもなければ、優れた文化の国とも言えません。「四千年」の歴史を持つと豪語する中国ですが、残念ながらそこにはモラルがありません。少なくとも私たち日本人が考えるモラルはそこにはありません。わかりやすく言えば人道や人権が完全に欠落しています。

引用 禁断の中国史

 

「中国四千年の歴史」と言いますが、中国には本当の意味で伝統などありません。なぜなら王朝が入れ替わるたびに、徹底した粛清が行われ、過去の伝統や文化もそこで破壊し尽くされるからです。中国はいわば「歴史を消してきた民族」と言えます。

引用 禁断の中国史

日本には創業100年以上の企業が非常に多く存在し、その数は圧倒的に世界一なのは有名な話です。

中国は日本以上に長い「中国4000年の歴史」と言ってる割に、老舗企業や老舗の店が全くと言っていいほどないのだそうです。

 

「中国史」は実は「残虐史」でもあるのです。

引用 禁断の中国史

 

中国の残虐の歴史

夏王朝があったとされる地域の調査が進み、様々な遺跡が発掘されているのですが、その中で特徴的なのが、おびただしい数の人骨が出てきたことです。しかもその人骨を調べると、頭が滅茶苦茶に割られていたり、顔面が陥没していたり、両手、両足を切断されていたりと、虐殺された形跡がはっきりと見てとれる。そんな人骨が山ほど出土しているのです。

引用 禁断の中国史

 

中国で歴史上最初の王朝といわれていた王朝は「残虐王朝」だったことを物語っています。

その後の王朝もその伝統を引き継いでいきます。先ほど、中国の伝統なんかないと言いましたが、唯一ある伝統はそれですね。

引用 禁断の中国史

 

中国を統一した秦の始皇帝がまず何をしたかと言いますと、身内の粛清です。「こいつを放っておいたら私の身が危ないんちゃうか」「あいつは信用ならんわ」と少しでも疑いを持った人間を片っ端から粛清していきました。しかもその粛清は本人だけでなく、その一族郎党残らず全員皆殺しです。親戚だろうが関係ない。子供から老人から召使いからその人物と少しでも関係のあった者、疑わしいと思ったものを全て虐殺です。

引用 禁断の中国史

 

※ここからは残虐極まりない内容なのでご注意を…。

 

中国の最も残酷な処刑方法「凌遅刑」とは

中国には凌遅刑と言う最も残酷な処刑方法がありました。

これはどういうことかと言うと、長時間かけて凄まじい苦しみを与えた上で殺していくという世にも恐ろしい刑罰です。

人間の肉体を百回切り取って殺す、三百回切り取って殺す、皮を剥いで殺すなど、とにかく残虐極まる殺し方でした。百回切り取って殺すところが九十回で死んでしまったら、 罰を受けるので、やる方も命懸けです。これも日本は「そんな残虐なことやりたくないわ!」といって取り入れませんでした。

引用 禁断の中国史

こんな処刑方法を思いつき実行するとは、中国という国のタチの悪さを感じますね。

ちなみにお隣の朝鮮は中国の凌遅刑も取り入れたそうですが、日本はちゃんと取捨選択して凌遅刑は当然取り入れなかったそうです。

日本は先人がしっかりしていて本当に良かった。

 

ところが信じられないことに、凌遅刑は民衆には人気があったのです。中国では刑の執行はよく公開の場で行われましたが、その度に見物客が大勢集まったと記録にはあります。

引用 禁断の中国史

こんな残虐な方法で殺されている人を見物するのが人気があるだなんてゾッとしますね。

もし日本が中国に侵略され占領されようものなら、どんな目に遭わされるのだろうかと。

ウイグルやチベットで中国がやっていることは当然やるのでしょうが、日本人に対しては過去の恨みとか言ってもっと残虐なこともやるでしょうね。

 

中国では昔から様々な処刑方法が編み出されています。その種類の豊富さは世界でも例がないでしょう。

中国では身の毛もよだつような拷問方法はいくらでもありました。やられる側にとっては「死んだほうがまし」とも言えるような拷問を受けて、罪を告白しないものはいません。

引用 禁断の中国史

 

中国の日本人に対しての残虐行為の一部

これは表に出ているほんの一部ですが、私たち日本人に対しても近代に残虐行為をおこなっていたようです。

一九三七年に中国人部隊が日本人居留民を襲い、女性、子供、老人、乳幼児を含む二百三十三人を虐殺する「通州事件」が起こりましたが、この時も中国の一般民衆がぞろぞろと兵隊についていき、彼らの残虐行為を見物していたと言います。ここでは詳しくは書きませんが、虐殺された二百三十三人は普通に殺されたのではありません。ここではとても書けないような残虐な方法でいたぶり尽くされた上で虐殺されたのです。それを積極的に見物するというのですから、どうやら中国人にとっては、そうした行為は鑑賞に値するという伝統があったのかもしれません。

引用 禁断の中国史

 

中国人の残酷な人間性の歴史

天下を取った後に何をするかというと、そうした仲間や慕ってくれた優秀な部下たちを次々と一族郎党皆殺しにしたのです。あれほど自分のために尽くしてくれた人たちを、です。優秀な奴はいつか自分にとって代わるからという理屈です。いったいどんな人間性をしているのか。小説や漫画などではこうしたエピソードにほとんど触れません。

引用 禁断の中国史

有名な三国志や水滸伝の話は、実際はほとんど中国のファンタジーのようです…。

 

唐時代にも一度大きな乱が起こっています。足かけ九年にわたった「安史の乱」と呼ばれる乱で国内が大混乱となり、それによって奪われた人命は約三千六百万人とも言われています。こういう数字を見ると、中国では十万人くらいの虐殺は何でもないと思えてしまいます。

引用 禁断の中国史

 

あれだけ世話になったのに「ちょっとこいつ気にいらんわ」というだけで一族郎党皆殺し。わずか二人の邪魔者を排除すると言うだけで合計三万人を虐殺する。これが中国の伝統的なやり方です。

引用 禁断の中国史

 

人を上手に利用して、用が済んで価値がなくなれば殺してしまうと言うやり方は、日本人の感覚では軽蔑に値する人間性ですが、中国では昔から全く非難されるようなものではありませんでした。どんな手段を選ぼうとも結果が全てという国柄です。

引用 禁断の中国史

これらは、中国人のニュースや習近平の動向を見てたら納得ですね。

朝鮮もそうですが、なぜ隣国で見た目もほぼ同じなのにこうも違うのか不思議でしょうがないですね…。

台湾はそんなこともないから、大陸の人たちだからですかね…

 

中国共産党の残虐の歴史

そのまま中華民国が統一国家となっていたなら、中国も遅ればせながら民主国家となった可能性もあります。しかし実に間の悪いことに、一九二一年に世にも恐ろしい集団が中国に誕生したのです。その名は「中国共産党」。

中国共産党こそは中国の残虐王朝の伝統を引き継いだものです。いや、その残虐度合いは歴代のどの王朝も敵いません。まさしく中国四千年のトリに登場するにふさわしいスケールの王朝といえます。

一言だけ言っておきますと、過去の歴代に現れたどんな残虐な国家も、中国共産党には敵いません。

引用 禁断の中国史

毛沢東時代に中国共産党が農民から大量の米を奪い、他国に売ってお金にかえてたみたいです。

その結果わずか数年で数千万人というが死者を出しています。

中国の今までの歴史の中でも、最大の餓死者数だったとか。

近代に隣国でこんな恐ろしいことが起きてたなんて信じられませんね…。

 

本書では触れられてませんでしたが、天安門事件もとんでもない話です。

日本に生まれて、間違っても中国に生まれなくて本当に良かった。

 

中国文化の中に他の国々の文化を断然圧るものがあるとすれば、その刑罰の残虐さこそ代表的なひとつでしょう。国別対抗戦をやれば、ぶっちぎりの一位は間違いありません。

中国が他の国々と決定的に違うのは、残酷な処刑方法の種類の豊富さに加えて、それらがきちんと法整備され明文化されていたこと、そしてそれらが近代まで続いていたことです。

刑罰というものに対する中国の独特の考え方が読者の皆さんにも少しは伝わったのではないでしょうか。「異常」という言葉を用いるのは差別と言われかねませんが、少なくとも私たち日本人的な感覚からすれば、理解しがたいものです。ただ、隣人である中国を理解するには、こうした知識も必要です。

引用 禁断の中国史

 

中国が主張する日本軍による南京大虐殺について

私は日本軍による南京大虐殺は虚構だと思っています。その根拠についてはこれまでも様々な著作で述べてきたので、ここではあえて記しませんが、他の著作では書かなかったことを一つだけ書きます。それは中国側が証拠としてあげている処刑   例えば腹を切り裂かれて心臓と肝臓を取り出され、それを日本兵が食べたとか、強姦した女性の性器に棒や剣を突き指して殺したとかの処刑方法は、日本の歴史書には出てこないものです。そう、それらは中国人自身が伝統的に行ってきた処刑方法なのです。

引用 禁断の中国史

南京大虐殺は百田氏だけではなく、色んな方が嘘ではないかと言われてますね。

 

人肉を食べていた中国人の歴史

極限状態で死体の肉を食べるというのは古今東西であったという話をしましたが、中国では基本的に飢えや病気で苦しんだ人の肉を食べません。生きている人間を殺して食べるのです。飢えや病気で苦しんだ肉は鮮度が落ちるか衛生的に良くないと考えていたのかもしれません。

引用 禁断の中国史

 

日本人の場合、家族が危機的な状況に陥ったとき、ほとんどの親は自分の命はどうなってもいいから子供だけは助けたいと思うのではないでしょうか。しかし中国の歴史書には、親が子供を食べる記述はふんだんにある一方、その逆はほとんどありません。

引用 禁断の中国史

 

女性の扱いが家畜のような中国の歴史

古代の中国では、妻というのは「家畜」に近い存在で、いざとなれば売ったり殺したりも可能で、貴人や恩人にその肉を食べさせるというのも決して珍しいことではありませんでした。そうした行為は尊い行いと見られていたようです。

引用 禁断の中国史

 

近代以前の社会はヨーロッパでも日本でも中東でも、多かれ少なかれ女性差別の風潮はありましたが、中国ほど極端なものは珍しいのではないでしょうか。

現代中国でもついこの前まで一人っ子政策が行われてきましたが、そのため今でも中国の男女比はかなりいびつなものとなっています。女の子が生まれると、こっそりと葬り去ったからです。

引用 禁断の中国史

今の中国は女性が極端に少ないせいで、男性余りが凄まじいらしいですからね…。

まぁ陰謀でもなんでもなくそういうことなんでしょう汗

 

昔から日本人は中国人に騙され続けている

日本では人を騙すのはよくないことだという考えがあります。しかし中国では「騙される方が馬鹿だ」という考え方が主流です。

引用 禁断の中国史

騙される方が悪いというのは、日本以外の海外では当然の考えのようですね。

それにしても中国・韓国はひどいものですが…。

近代の日中間の関係においても、日本は昔から常に中国の都合のいい嘘にやられています。

 

  • 日清戦争→もとは清が約束を守らずに朝鮮半島から兵を引き上げなかったのが原因
  • 対中二十一か条→日中間の合意事項だったのに袁世凱に「国民に言い訳できるように、日本が突きつけられたことにしてくれや」と言われた日本が仕方なく同意したら、世界に向けて「日本がこんな無茶苦茶な要求を突きつけてきたで!ひどいやろ」と宣伝
  • 南京大虐殺という虚構→1962年に中国に生まれ育った石平氏も、学校で南京大虐殺は一度も習わなかったし聞いたこともないと証言

 

そして近代〜現在でも以下の通り、懲りずに騙され続けています…。

日本が中国にしてやられたケースはごまんとあります。国だけではなく、多数の民間企業もやられまくっています。甘言に乗って中国に進出したはいいが、技術も金も権利も奪われた企業が山ほどあります。今では撤退したいのに、そうすると甚大な違約金を取られることになり、それもできないで苦しんでいる企業が数多くあります。

会社経営をしている私の友人たちは、中国では性善説に則ってビジネスをしてはいけないと口を揃え言います。契約書の中にどんな文章が入っているか、よくよく調べないと大変なことになるということです。

中国でビジネスをするためには、中国人がどんな人たちなのかを知るのは当然です。それを怠り、単純な性善説で大金をつぎ込むようなことをすれば、根こそぎやられても仕方がないと言えるでしょう。中国に老舗企業というものがほとんどないのは、そうした理由もあるのでしょう。

引用 禁断の中国史

 

私たち日本人と中国人では、これほどの文化的から違いがあるのです。日本の政治家や企業人は、中国を相手にするときは、彼らの考え方や思考回路を勉強し、その本質を見極める必要があります。

引用 禁断の中国史

 

中国は日本の金と技術を盗もうと考えました。「日中平和友好条約」を結び、中国国内で「日本ブーム」をこしらえ、中国は日本が大好きと言うアピールを国家をあげて行いました。お人よしの日本人は中国に対して、親近感を抱くようになりました。これには付箋となる土壌もありました。

しかし中国は日本を友好国などとはまったく思っていませんでした。日本の技術を吸い取り、中国国内の日本企業のノウハウを奪って、経済大国になるにしたがって、日本に対して尊大な態度を取るようになります。

引用 禁断の中国史

民間においては国内の日本企業に対し様々な嫌がらせや日本企業の利益を収奪することが多くなりました。

また外交的にも、首相の靖国参拝に対して抗議したり、教科書にクレームを入れたりと、明らかな内政干渉を行うようになりましたね。

尖閣諸島の領有まで主張するようになりました。

もうこれまでの恩義など、どこ吹く風です。

 

しかしこれが中国と言う国なのです。日本人は中国と言う国の本質をあまりにも知らなさすぎたのです。

と百田氏は言います。

 

こんな風に助けてもらった場合、恩義に感じるのが普通です。「日本さん、あの時はえらいお世話になりました。今後は何かあったら言ってくださいね」となるのが人の道でしょう。しかし中国はそうではありません。そんな恩義は毛ほども感じないのか中国です。どれだけ世話になった相手でも、用が済めばたちどころに切り捨てるのが中国です。それは中国の歴史を見れば一目瞭然です。義理や恩義は一切ない国です。

引用 禁断の中国史

最近だと習近平が散々お世話になった胡錦濤を突然除外し、腕をつかまれて強制的に連れ出されたりしてますからね。

その後の情報が全くないのが恐ろしいです。(粛清?)

日本の感覚だとお世話になった人を粗末に扱うだなんて、信じられないことです。

 

中国は多くの日本人が考えているような偉大な国ではありません。

私たち日本人はいいかげん、中国の過去の歴史を教訓に二度と騙されないようにしないといけません…。

 

中国はその気になれば日本を侵略できる!?

「中国共産党」も、もともとは全国民の三パーセントもいない圧倒的「少数民族」です。それが残虐極まりない様々な方法を用いて、ついに全中国を支配したのです。そして現在に至るも、一握りの共産党幹部が十四億人を支配しています。

いま日本の人口は約一億二千万人です。 また極端なことを言いますと三パーセントつまり約三百六十万人いれば日本全土を支配することも可能だと言えるのです。かつて中国人がたった三パーセントの女真族に二百年以上支配されていたように。

いま日本には中国人がどんどん入ってきている事は周知の通りです。 そして中国には悪名高い国防動員法があります。これは、習近平はじめ中国政府が「外国にいる中国人たちよ、全員蜂起しろ、全員テロリストになれ」と指示したら日本にいる中国人は全員蜂起し、テロリストにならないと処罰されると言う法律です。

この下実験は既に行われていると私は思っています。二〇〇八年の北京オリンピックの時です。あの時、チベットへの弾圧に対する抗議の意思表示として、日本在住のチベット人とチベット解放を支持する団体の人達がチベット国旗を持って長野県からスタートした聖火リレーの沿道に立ちました。そこへ在日中国人が大勢やってきて街道にいたチベッド人や日本人に襲いかかったのです。あの時、中国政府は大使館を通じて「中国に文句を言う奴らを徹底してやっつけろ」と命じ、数千人の在日中国人が動員されたと言われています。

中国人たちは大暴動を起こし、チベット人や日本人に対して暴行を行ったにもかかわらず、時の福田康夫内閣は「中国と問題を起こしたくない」との意向から中国人をほとんど逮捕せず(しても釈放)、逆に、殴り返した日本人を逮捕するなど異常な行動に出ました。

何よりも恐ろしい事は、繰り返しますが、中国政府が大使館を通じて「長野に集まれ。中国人は暴れろ」と命じ、それが実行されたと言われることです。まさに国防動員法の予行練習、下実験だったのではないでしょうか。

引用 禁断の中国史

もちろん日本に来ている中国の人たち全てがテロリスト予備軍だとは決してないでしょうし、中国人にも良い人がたくさんいるはずです。

中国共産党に対して批判的な考えを持っている人がいるのも、ニュースやネット情報を見る限り間違いないでしょう。

しかし中には、バリバリ中国共産党員で日本でスパイ活動を行っている中国人がいる事は事実です。

もし日本と中国の軍事的緊張感が高まったときに、中国が国防動員法を持ち出し、「在日中国人よ、一斉に蜂起しろ」と命令したら、法律上は中国人はその命令に従わなければならないのです。

また国防動員法だけでなく「国家情報法」という恐ろしい法律もあります。この第七条には「中国の国民や組織は、中国政府の情報活動に協力する義務がある」と書かれています。 わかりやすく言うと、中国国民は中国企業は、中国政府からの指令があれば、スパイ活動をしなければならないのです。拒否すれば罰せられます。つまりこの法律が本国で発令されると、日本にある中国企業はもちろん、日本企業で働いている在日中国人もスパイ活動をしなければならなくなるのです。そうなれば企業の重要情報はすべて抜かれるというわけです。

日本では「今はまだ日本に中国人はそうたくさんいない、せいぜい百万、二百万人で人口で見るとせいぜい一、二パーセントでしょ」と気楽に考えている人がいるかもしれません。しかしそれは極めて甘い考えです。

これは仮の話ですが、もし五十万人の中国人が武器を持って東京で蜂起したら、どうなると思いますか?警視庁の全警察官はわずか四万五千人です。この数で十倍の武装中国人を鎮圧するのは不可能です。東京は一夜にして、占領されるでしょう。

首相並び官僚を拘束され、テレビ局と新聞社を占領されたら、日本の中西部は完全に麻痺します。 首相と防衛大臣の身柄が拘束されたら、誰が指揮をするのでしょう?いざという時に統幕長や陸幕長が独自の判断で動けるようなシステムが作られているのでしょうか?またテレビ局が乗っ取られ、SNSが停止されたら、国民は情報から完全に遮断されます。ちなみに五十万人というのは、東京都民千二百万人の二・四パーセントです。

繰り返しますが、歴史を見ると、三パーセントもあれば十分国を支配できるのです。これは中国だけではなく、たとえばかつての白人よる有色人種の植民地支配支配などの歴史を見てもそうです。全人口のわずか数パーセントの白人が有色人種の国を支配していた例はいくらでもあります。

私は今、声を大にして訴えたい。日本人は今こそ、歴史にしっかり学ぶべき時ではないか、と。

引用 禁断の中国史

今日の日本ではあまりにも平和ボケしており、お花畑な思想な人が多いです。

最近だとウクライナは降伏したらいいという日本人が結構いるように、戦争に負けて他国に占領されることをそれほど恐怖に感じない日本人が数多くいます。

これは日本が長い歴史の中で他民族に征服されたことがなく、またたった1度の占領が世界的に見て稀なほどゆるかったからであったことが明らかに影響していると百田氏は言います。

本当にその通りだと思います。

占領されたのが中国やロシア、朝鮮だったら日本人は今こんな暮らしは出来てなかったと思いますね。

 

私たち日本人は中国の過去の歴史を教訓に、もう二度と騙されないようにしないといけません。

これからも日本に住んでいる限りはずっと隣国であり続ける中国の本質を知っておくためにも、本書は日本人必読の書だと思います。