『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』を読むきっかけ
ひろゆきさんのYouTubeやツイッター、本など割と目を通しており、ひろゆきさんの考えには共感するところや参考になることも多いので、ひろゆきさん視点での”世の中の真実”を知りたくなり読んでみることにしました。
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』の目次
1 社会―「生きづらさ」の正体に気づけない人たち(日本の現状、見えていますか?;急速に進行する「格差化」 ほか)
2 仕事―「モンダイ」を抱えてがむしゃらに働く人たち(仕事のムダ、会社のムダ;これからの働き方について話そう ほか)
3 教育―「謎の慣習」に従い続ける人たち(「遺伝」と「知能」の真実;「子どものため」に間違う親 ほか)
4 政治―「終わるきっかけ」を必死でつくる人たち(世界にはびこる「閉塞感」;「日本だけ」の残念政策 ほか)
5 人間関係―「付き合い方」を間違えている人たち(令和時代の「人付き合い」;「人の幸福」は「自分の不幸」 ほか)
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』の内容紹介
能力よりも「何をやったか」「どこで始めたか」で決まる
フランスでは、「ペタンク」と言うスポーツが人気だそうです。
しかし日本には浸透していません。初めて知った方も多いのではないでしょうか。
私もペタンクは初めて聞きました。
なのでいくら日本人がペタンクの面白さに目覚めその技量を上げたとしても、ペタンク1本で生きていくことはできません。
一方で、野球やサッカーなら日本社会にそれらに関するビジネス構造が存在しているので野球やサッカーが上手ければお金も名誉も手に入れられるわけです。
僕らが生涯に手にできる報酬は、能力よりも「何をやったか」「どこで始めたか」で決まると言っていいでしょう。
多くの場合において、成功者は「ただそこにいたから」という面白みもない理由で誕生します。でも、本当の成功話を語る人がほとんどいないため、人々は相変わらず才能や努力を賛美しています。
もちろん”ただそこにいる”ためには打席に立つ(何かに挑戦する)行動力は必要あると思いますけどね。
逆に、一生懸命努力をしているのに、なかなか成果が出ないという人は、活躍の場を間違えている可能性があります。せっかくの努力をムダにしないためにも、「どこで頑張るか」を一度きちんと考えてみるべきなのです。
「遺伝」と「知能」の真実
- 親の収入が多いと、子供はよく勉強し成績も良い。
- 両親が健在で経済的に恵まれた子供は成人しても裕福で、親が離婚したりして経済的に苦労した子供は、ほとんどが貧困層から抜け出すことができない。
もちろん例外もありますが、大半はこうなってしまうようです。
まぁ、努力も才能とか言いますしね。
とはいえ、「環境が悪いから」と開き直っても良い状況にはならないので、現状を変えたかったら自分のできる限りで努力するしかないと思います。
個人的に本書で一番共感したのは以下の引用です。
お金があれば、単純に学費や塾の費用などの教育費をたくさん出せるのはもちろん、子どもにいろいろな機会を与えてあげることができます。
たとえば、小学校の頃に日本の各県の特徴や名産を学びますが、教科書をただ眺めているだけだとなかなか頭に入ってこないでしょう
それよりも、実際にあちこち旅行に連れて行ってもらい、「青森県は、リンゴの生産量が全国一なんだ。そういえば、青森に旅行したとき、リンゴ狩りをしたな」などと自分の体験に即して学ぶことができれば、記憶に残りますし、学習意欲も湧きます。でも、親にお金と時間がないと、こういう体験をすることができません。
学校の勉強以外に、いろいろな分野で知的な刺激を得られることが、子供の学力に大きな影響を与えていると僕は思っています。
学生の頃地理が苦手だったんですけど、大人になって日本全国旅行するようになってからその土地のことを知るのが楽しくなりました。
子どもの時の家庭環境は本当に大事だなぁと思います。
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』のまとめ
残酷に感じるけど真実を知るというのは、賢く生きていくためには必要だと思います。
ひろゆきさん視点での”世の中の真実”を知りたい!という方はぜひ本書を読んでみてください。
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