【書評・要約・評判】22世紀の民主主義 ｜成田悠輔 ☆3

まずは本書を読まれた方の口コミをご紹介します。

『22世紀の民主主義』の評判・評価

#読了 #成田悠輔

22世紀の民主主義/成田悠輔

革命かラテか。

民主主義との闘争か逃走か構想か。あるいはと対峙せずラテを飲むか。

無意識主義のアルゴリズムより
政治家は要らないと著者は語る
低迷を続ける日本は彼らの目にどう映るだろう
斎藤幸平か成田悠輔か pic.twitter.com/KWmww5NtsX

— ベー (@beeeechaan) January 24, 2023

#読了
『22世紀の民主主義』SB新書　成田悠輔

アルゴリズムを活用するユートピア。
データを使いながら政治を最適化しようとの提言。選挙制度だったり政策を考える方法はとても面白かった。
現在の民主主義の分析もためになった。 pic.twitter.com/R6H1GqrNSq

— 智葉哲三(ちばてつぞう)@哲学者・倫理学者 (@CTetsu) December 16, 2022

成田雄介の22世紀の民主主義を読んだ。

誤解してほしくないが、彼は民主主義自体を否定してはいない。
むしろ、民主主義の精度を上げるために、aiによる意思決定の代替を主張している。
また、アルゴリズムが暴走しないように、門番的な役割をする人を残すべき、という主張をしていた。

— はるきち (@OH85773302) January 27, 2023

『22世紀の民主主義』を読むきっかけ

ほぼいないとは思いますが筆者の成田悠輔氏を知らない人のために、まずは筆者を簡単にご紹介します。

『22世紀の民主主義』の著者 成田悠輔氏とはどんな人？

出典　https://kidsline.me/

日本の実業家、経済学者。イェール大学アシスタント・プロフェッサー（助教）。半熟仮想株式会社代表取締役。

専門はデータ・アルゴリズム・数学・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。

麻布中学校・高等学校卒業。極度の睡眠障害により中高では不登校であった。

東京大学経済学部卒業後、2011年に東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2016年にマサチューセッツ工科大学（MIT）にてPh.D.取得。2017年にイェール大学経済学部のアシスタント・プロフェッサーに就任。

wikiより引用

経済学者であり、アメリカの超名門イエール大学の先生でありであり、起業家でもありととんでもない経歴ですね…。

まさに天才ですね^^;

『22世紀の民主主義』の目次

第１章　故障
第２章　闘争
第３章　逃走
第４章　構想

『22世紀の民主主義』の内容紹介

今の日本の民主主義は終わってる

若者が選挙に行ってどうにかなるレベルじゃない

と成田さんは言います。

成田さんのような人にここまでハッキリ言ってくれると気持ちが良いものです笑

じゃあ若者はどうしたらいいのかというと、本書で3つの案を出されています。

その中でも一番良いのは、今までの壊れた民主主義を一度崩して新しい民主主義無意識データ民主主義に入れ替えるのがいいと成田さんは言います。

無意識データ民主主義なんて初めて聞きますよね。

成田さんによる無意識データ民主主義とは、国民のありとあらゆるデータを収集します。

例えばインターネット上での動きとか、発言監視カメラが捉えている街中とか、会議室の中自宅の中での表情とかリアクション。

他にも心拍数とか安眠度合いなどなど、取れる限りのデータ全てを収集します。

その膨大なデータからやるべき政策を決めます。

日本国民が今何を致命的な問題だと思っていてどう対策したいと思ってるのか、それを割り出すんです。

膨大な国民のデータと今までの政治の成功事例とか失敗事例をもとに、アルゴリズムが人間に提案します。

成田さんの考える無意識データ民主主義データに入れ替えれたら、プライバシーとかは少し気になりますが本当の民主主義を実現でき、今より状況は良くなるのではないかと思いました。

手間のかかる選挙も必要なくなりますしね＾＾

ただプライバシーとか気にする人は結構いるから、実現は今すぐには難しいかもしれませんね。

『22世紀の民主主義』の感想まとめ

成田さんの考える無意識データ民主主義が実現したら、本当の民主主義を実現できるのではないかと希望を持てる本でした！

ただ選挙に行ってどうにかなるレベルじゃないと成田さんが言っていても、選挙には引き続きちゃんと行こうと思います。

投票率が上がればそれだけ見られている意識が働いて、変なことをする抑止力くらいにはなるのでは？と思うのですよね。

運良く恵まれた日本に生まれ長年住まわせてもらってるので、日本が良くなるために自分にできることは少しでもやりたいなと思います。